Raspbian Buster に PHP7.4 をインストール(2020/01)

WordPressの推奨実行環境として、PHPバージョンは7.3以上が推奨されています。
Raspbian Buster の 2020/1月時点の標準リポジトリで PHP7.3 が使用可能になっていますが、外部リポジトリを使用して最新版PHP7.4をインストールする手順を記載します。

外部リポジトリとして、packages.sury.org/php を使用します。

1. 事前確認

PHP の最新版情報は公式サイトで確認できます。

2. 外部リポジトリ情報追加

packages.sury.org/php の GPG 公開鍵を登録します。

# wget -O - https://packages.sury.org/php/apt.gpg | apt-key add -

packages.sury.org/php のリポジトリ情報を追加し、パッケージ・リストの更新を行います。

# echo "deb https://packages.sury.org/php/ `lsb_release -cs` main" >> /etc/apt/sources.list.d/php.list
# apt update

3. 外部リポジトリからのPHPインストール情報の確認

PHPの外部リポジトリからインストールできる、PHPパッケージの版数情報を確認します。

# apt policy php
php:
  インストールされているバージョン: (なし)
  候補:               2:7.4+71+0~20191219.19+debian10~1.gbpefc769
  バージョンテーブル:
     2:7.4+71+0~20191219.19+debian10~1.gbpefc769 500
        500 https://packages.sury.org/php buster/main armhf Packages
     2:7.3+69 500
        500 http://raspbian.raspberrypi.org/raspbian buster/main armhf Packages

4. PHPパッケージをインストール

PHPパッケージをインストールします。

# apt install php7.4

PHPをインストールすると、Apache (Web Server) が合わせてインストールされますが、下記では Apache を停止してかつ、自動起動を無効化処理しています。

# systemctl stop apache2
# systemctl disable apache2

下記はWordPressに関連する、PHP拡張モジュールをインストールしています。
※必要になる拡張モジュールはWordPress環境に応じて異なりますが、ここではインストール手順のみを記載します。個々の拡張モジュールの詳細についてはここでは記載しません。

# apt install php7.4-fpm
# apt install php7.4-mysql
# apt install php7.4-mbstring
# apt install php7.4-gd
# apt install php7.4-zip
# apt install php7.4-xml

5. バージョンの確認

インストールされた、PHPのバージョンは下記コマンドにて確認出来ます。

# php -v
PHP 7.4.0 (cli) (built: Nov 28 2019 07:26:14) ( NTS )
Copyright (c) The PHP Group
    with Zend OPcache v7.4.0, Copyright (c), by Zend Technologies